ネガティブクイーン羽海野チカ

羽海野チカ

羽海野チカ - Wikipedia

 

うみの チカ、8月30日東京足立区生

東京都立工芸高等学校デザイン科卒業

3年間サンリオ勤務後、退職、イラストレータ

同人活動、ブースを一人で回す

 

2000年 ハチミツとクローバー掲載

2007年 3月のライオン開始

2013年 手術・療養のため入院し、一時休載した

ハチミツとクローバー

ハチミツとクローバー - Wikipedia

本作は、過去に友達のいなかった作者の「こうだったらよかった」という妄想から生まれたという


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登場人物

  • はぐ:天才、職人肌、呪い、プレッシャー、家に囚われる才能
  • 竹本:凡人、進路に悩む苦労人、良い子
  • 森田:もう一人の天才、お金、天才同士の見る世界
  • 真山:秀才、大人ぶる子供
  • 山田:凡人、ピュア、少女、モデル
  • 理花:闇、雪の女王、傷跡
  • 花本先生:
  • 原田:
  • 野宮:大人真山
  • 美和子:おっさん

 

農家のローマイヤ先輩「俺が面倒見てやる」

 

【7】山田と理花登場

真山にフラれる山田

理花に片想いする真山

デリカシーの無い再婚相手が苦手な竹本

はぐの山田(女性)に対するコンプレックス

山田「生タマゴ半分こしてくれる?」牛丼屋

旅立つ花本先生、四つ葉のクローバーを探すが見つからない

クリスマスのイベント、竹本の寂しさと孤独が埋まっていく→寂しさ

森田とはぐがギクシャク

花見の三代目会、商店街の皆様登場→東京

森田がはぐにキス

寝込むはぐ

 

前世は人間の犬→誤解してる

折れた所でちぎるしかないシソ

七日間しか生きられないセミ

野宮事務所、笑顔でゴリ押す

マリオとルイージ

山田に口出しする権利はない真山

蓼科、諏訪湖蕎麦屋、実在する峠→実在

塔を積み上げる竹本、悩みははぐには分かる

みすずおばさまと女性たち→サンリオ

学園祭で悩める竹本、目的地がない

「居なくてもいいのは僕だったんだ」

倒れる竹本、人に頼れない

 

帰ってくる森田、ギャラは手で持って

バラは確かに美しいが、花を咲かせ続けるのは難しい

日本画編入してくる森田

 

会社を辞めて理花に戻る真山

野宮事務所で働く山田

山田と野宮の逃避行

観覧車に乗る野宮

 

天才同士の対決

 

はぐは田舎に帰ってずっと絵を描いていられればそれでいい

「なんであいつはあんな絵を描いてる?100年経っても生き続けられる絵が描ける奴だ」

「けどそれ以外は何も残らん人生になる」

 

どんだけ描いても何も残らんかもしらん

それでも手を休めることはできん

一生心が休まることがなくなるかもしれん

それを果たして幸せって呼べるんだろうか

 

竹本:ダメだ、今必要なのは「どうしたの?とか話を聞くよ?」とかそんな種類の言葉じゃない、全然届かない。彼女は戦いに入っているのだ

 

からっぽの音だ

 

♯38 竹本自分探しの旅へ

自分探しが分からない森田

 

周囲から期待されるはぐ

花本「自分がどれだけ進めたかを自分で見極めたいんだよ」

 

仙台で宮大工を始める竹本

小学校の先生をやるはぐ

 

山田:先生もさみしくなったりしますか?

花本:ん?さみしいよ

でもただそれだけの話だよ

こう波みたいにガーッときて

かと思ったらすーっとひいて

それがずっとくりかえし続くだけさ

 

空っぽの音は冷蔵庫の音

「自分で本当に気のすむまでやってみたか」どーかしかないんだよ

 

理花と山田の出会い

卑屈になる山田

 

子供らしい無邪気な絵が描けない子

 

「辿り着きたい場所」を持った時

無私の心で描く力を失った

「好きなものを」「楽しんで」という言葉は美しい

でもそのなんと難しいことか……

 

どこへも行けない竹本

宗谷岬で世界と自分は繋がっていることを知る

帰ってきて自分探し3級

「はぐちゃんオレは君が好きだよ」

空っぽだけどあの音はもう聞こえないんだ

 

真山と理花を見る山田

鳥取で告白する野宮

小樽に帰る真山と理花

 

仕事のチャンスを狙う森田、真山

 

※急に終わり始める予感

 

竹本

でっかいものを作るには、それよりでっかい足場が必要

地味で単純で果てしない事

でもただペダルを右左と踏んだだけ

 

はぐ

箱を全部開けたい

人一人の人生には限界がある

一緒に戦ってくれる人がいれば……

 

森田の父の話と回想

ピンチもチャンスに見えていた

を見る同僚根岸

 

どうしてこの世は「持つ者」と「持たざる者」に分かれるのか

どうして「愛される者」と「愛されない者」が在るのか

誰がそれを分けたのか どこが分かれ道だったのか

生まれた時にはもうすべて決まっていたのではないか?

 

進路について話すはぐと竹本

 

こわいの だって

修ちゃんはきっと 全部くれるっていうから

人生とか 血とか 肉までも

 

♯56 終わりの始まりの幕を上げよう

 

事故で右手が壊れるはぐ

 

敵対的買収

復讐劇

 

野宮

「私には何もしてあげられそうにないから」

まんまと彼女はひとりぼっちってわけだ

リハビリ

ストレスで噛む

 

竹本の挫折

森田の帰還

 

ねえ修ちゃん「生きる」って何?

息してご飯食べてあとは何すればいいの?

わからないよ

 

小さい頃一度だけ神様を見た

ああそうか この紙と鉛筆がいつも一緒にいてくれたから

平気だったんだ

この「絵を描く」ということだけが

私を守り生きさせてくれてたんだ

 

「もしも私が描くことを手放す日が来たら」

「その場でこの命をお返しします」

 

もう描くな 描かなくていい

生きててくれればいい 一緒にいられればいい それだけでいい

 

戻らないと手が死んじゃう

それだけはいや

 

描きたいの

これ以外の人生は私にはないの

修ちゃんの人生を私に下さい

 

生きる意味が何にかかってるか

逃げないで一緒にあがこう

光が戻ってくる

 

治す竹本

変えるべき長野はもう無い

東京でリハビリを続けるはぐ

 

――あなたは だぁれ?

 

うまくいかなかった恋に意味はあるのか?

消えて行ってしまうものは無かったものと同じなのかって

 

今ならわかる

意味はある

あったんだよここに

 

君を好きになってよかった