【文章】日本人は異文化に対して免疫が無さすぎるのではないか。

f:id:nyagonovski:20220217160349j:plain

散歩

東京の職場の人から、プレゼントで『体験ギフトサービス』のチケットをもらった。

が、1万円を超えるというその金額に対して、日本の外れである田舎町の近隣には、おしゃれな東京人向けに作られたであろう、それらのサービスが体験できる場所は無かった。

もし最寄りのエリアでサービスを受けようとすれば、ゆうにその金額分を超える旅費が必要となるため、赤字を覚悟しなければならない。

また、体験できるサービス内容はといえば、対して魅力的でもないタダで自分でできるようなことばかりだった。私はピラティスもやらないし、スキーなら地元でできる。

空いた時間にふらっと自分で行く釣りの方が100倍楽しいだろうという状態だ。

 

……果たしてこのような状況だということを、送る側は調査したり想像したりしたのだろうか?

おそらく、東京ではこのようなサービスは価値が高いことから、『きっと自然が好きなあの人は喜ぶに違いない……!』というようなことを考えたのではないかと想像した。

 

そして、そこから以下のようなことを考えた。

 

 

どうも、日本人は異文化に対して免疫が無さすぎるのではないか。

 

かつては集落などのエリア内での共同体が出来上がっていたが、現在は思想が共通している者同士での共同体が生まれる時代である。

例えばそれは、好きな漫画が同じ人たちの集まりのようなものだ。

 

しかしまだ現状は、集落での共同体が都市化によって無くなり、その代わりに会社組織が集落のような共同体の代わりになっている状態なのではないかと、今回の件を経験して思った。

 

そのような共同体の内部に居続けると、いつの間にか内部での慣習や文化が当然のようになっていき、その外に対する異文化への理解がなくなってしまう。

これが、島国として連綿と続く日本における鎖国状態の原因なのではないだろうか。

 

異文化に対する理解や想像が全くない。

 

こうした歴史が謎の組織文化を生む源泉となっており、謎のマナーを作り出すマナー講師が蔓延る社会を作り上げ、次第に異文化を排除するようになっていく。

 

冒頭に戻ると今回のことも、少し考えれば分かるようなことが『私たちがみんなこう考えて一致したのだから、相手も同様だろう』という思考プロセスが確立され、全く誰も得しない文化が醸成されてしまったのではないだろうか。

 

そのように考えると、むしろ日本人は多様でなく同一化しやすいがために、一致団結しやすいという民族性があるように思う。

 

それは裏を返すと、一度進む方向を間違えるとどこまでも暴走してしまう民主主義を生むことになるのではないだろうか。

それが軍国主義化して第二次世界大戦へと繋がっていった道なのではないかと想像する。

 

一方で諸外国では、陸続きのためにいつでも外敵が存在し、さらに異文化も身近に存在した。むしろ同一民族であることの方が稀で、外部環境により、強制的に民族的な多様性を作らされているとも言える環境だ。

 

その結果、民主主義や人権というものがうまく公約数的な働きをし、日本のような気に入らない人間を排除するための根拠となる民主主義ではなく、そこそこゆるいまとまりを生む共同体の繋がりとなって機能しているのかもしれない。

 

果たして日本が外国の民主主義と違うのはこの部分なのではないか?と思ったりしたということである。

ということで隠れて生きよ。

【文章】人間の理性なんてたかが知れている。

人間の理性なんてたかが知れている。大局的に見れば明らかだ。

身近な例でも、中国韓国嫌いだと言い始める人たちが増えてきたり、ワクチン怖いから打ちたくないという人が多いのを見て、一見理性的に見えていた周囲の人々ですらそうなんだというのだから仕方ない。

だから辺りを散歩していて、時々道の端で綺麗に咲いている一輪の花を愛でるように、人生において時折目にする素敵な人を同じように愛でる日々で良いと思うのである。

 

※<a href="https://pixabay.com/ja/users/dimhou-5987327/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=2536662">Dim Hou</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=2536662">Pixabay</a>からの画像

花を愛でる子猫

 

ベルセルク解析②黄金時代篇その一

概要編②答え合わせ

www.youtube.com

黄金時代篇

www.youtube.com

死んだ母親の骸の下、血と羊水の混じった泥水に抱かれ産声を上げた

母親シス

→ペストで死ぬが父親は城攻めでいない

3歳のガッツが母親の死から逃げずに手を握る

→幼いころの記憶?

 

戦場に連れて行かれる

実戦的な稽古

不吉な子供と噂され、剣を抱いて眠る

剣を振っている間は悩まずに済むぜ

 

初陣を飾り、夜おっさんに襲われる

襲ってきた相手に復讐する

ガンビーノを信じたい

ガンビーノ負傷し、戦場へ出れなくなる

育ての親の裏切り

返り討ちにする

親殺し、恩を仇で返す奴と呼ばれる

全てを失い放浪する

襲ってくる狼の群れ

気付けば左手のみで応戦



拾われて傭兵に

グリフィス登場

鷹の団へ

 

鷹の団篇

www.youtube.com

俺に触るな!

キャスカと添い寝で助かる

 

丘の上でグリフィスと語る

お前が欲しいと思ったからさ

お前はまるで自分の命を試しているように見える

そこから命を拾おうとあがいている

決闘

俺は欲しいものは絶対手に入れる

剣に飛び乗るグリフィス

口はこうやって使うんだよ!

勝負でグリフィスに負ける

これでお前はオレのものだ

グリフィスは誰にも言ったことない……!

負けて助けられる

 

戦で殿を任される

危うい所で助けに来るグリフィス

祝宴、仲間ができる

 

リッケルト

ジュドー

ピピン

 

仲間ができる→大学時代?

ジュドー:みんなグリフィスに惹かれて集まったんだ、だがよく分からない奴

殺伐とした中にも人間としての感情を感じられる場所

あいつは全ての確信を持っている

お前の居場所も見つかるぜ

 

グリフィスと水掛け遊び

真紅のベヘリット、覇王の卵

自分の血と肉と引き換えに世界を手に入れる運命

オレはオレの国を手に入れる、俺のために戦え

お前の死に場所はオレが決めてやる

 

自分と比較するガッツ

まだ親離れできていない

 

三年後(18歳)

 

ノローグ:この世界には神の手が存在するのだろうか?

人は自分の意志さえ自由にはできない

記憶の彼方、心に負った小さな傷を庇うために剣を執る

思いの彼方、微笑みながら逝くために剣を奮う

 

百年戦争

無謀に単騎駆けをする斬り込み隊隊長ガッツ、キャスカに怒られる

仲間のことは俺だって考えてる

 

子爵になるグリフィス

不死のゾッド登場

50人も入っていったが、誰も帰って来ない。苛立つガッツ

ゾッドに恐怖するガッツ

ゾッド:戦え!失望させるな!

ありえない…こんな化け物が現実に存在するはずがない!

助けに来る鷹の団

なぜこうなっちまうんだ!ちくしょう!

自分がいると、仲間を死なせてしまう

 

ゾッド:ベヘリットを見つける

覇王の卵だと!?

そういうカラクリか……!

一つ預言してやろう

貴様がもしこの男にとって、真の友と言える存在なら心しておくがいい

この男の野望が潰える時、貴様に死が訪れる!

 

 

ベルセルク解析①概要編~黒い剣士篇


www.youtube.com

三浦建太郎 - Wikipedia

左利き

1966 生まれ

1984 18歳 アシスタント

1988 22歳 短編ベルセルク

1989 23歳 王狼

1990 24歳 ベルセルク 3〜14巻 黄金時代

1997 31歳 14〜22巻 断罪編

2001 35歳 22〜巻 ミレニアムファルコン

 

森恒二

20歳 挫折~7年間

1991 25歳 バイク事故

漫画家へ復帰を目指す

2000〜2008 34〜42歳 ホーリーランド

 

ベルセルク (漫画) - Wikipedia

 

ガッツ:もがく三浦氏

グリフィス:三浦氏の理想像

キャスカ:ナディア?

4人のゴッドハンド:神漫画家

ベヘリット:五人のゴッドハンドを呼び出すカギ

ゾッド:森川ジョージ

鷹の団:学校の仲間たち

パック:良心

イシドロ:スタジオガガ

ファルネーゼ羽海野チカ

シールケ:羽海野チカ

烙印:

赤ん坊の怪物:遺伝子

謎の子供:怪物の子供の転生

完全な世界の卵:理性のラスボス



黒い剣士篇

1話

使徒化した領主を倒すガッツ

 

それは剣と言うにはあまりにも大きすぎた

大きく分厚く重く そして大雑把過ぎた

それは正に鉄塊だった

 

魔物の赤ん坊

烙印

天を目指して登る二つの線

「ゴッドハンドはどこにいる?」

 

2話

死霊に襲われて少女も殺してしまう

 

使徒と戦うガッツのモノローグ

他のことはどうだっていい

やりたいことやって死んだんだから幸せだろ?

アリを踏み潰すことを気にしてたらどこにも行けない

 

www.youtube.com

 

3話

ナメクジ領主使徒を倒すガッツ

 

ベヘリット登場

これを手に入れてから領主は人間を辞めた

 

お前の恐怖も何もかも全てが我々のものだ

 

俺に触るな!

触れられるのを嫌がるガッツ

 

使徒になると人間の限界を超える

人間であることがお前の弱点だ

左手は義手

大きすぎる野心の代償は破滅だ

勝ち目のない戦いをするのが怖いの?

人の力では神の摂理は曲げられぬ!

 

あんただって儚い人間だったんだろ!?

苦痛から逃げるためにそうなったんだ!

あんたの方が儚い人間じゃないか!

 

剣を口で咥えて倒すガッツ

娘の前で拷問する

嫌だ死にたくない!

 

ベヘリット号泣

あのお方たち降臨

 

まだそんな所を這いずり回っていたのか

その取るに足らない人間のお陰でそうやっていられるんだぜぇ!



降魔の儀を行う

人間性を捧げることによって神へと至る

人間を超越するために生贄を捧げる

 

グリフィス:世界を動かす黄金律、何者かになりたい、宇宙に選ばれしもの

 

いやあああ!

こんな所なら死んだ方がいい

じゃあ死ねよ

死んだ方が楽になるだろ?

 

殺してやるからあああ!

いつでも来な

ネガティブクイーン羽海野チカ

羽海野チカ

羽海野チカ - Wikipedia

 

うみの チカ、8月30日東京足立区生

東京都立工芸高等学校デザイン科卒業

3年間サンリオ勤務後、退職、イラストレータ

同人活動、ブースを一人で回す

 

2000年 ハチミツとクローバー掲載

2007年 3月のライオン開始

2013年 手術・療養のため入院し、一時休載した

ハチミツとクローバー

ハチミツとクローバー - Wikipedia

本作は、過去に友達のいなかった作者の「こうだったらよかった」という妄想から生まれたという


www.youtube.com

登場人物

  • はぐ:天才、職人肌、呪い、プレッシャー、家に囚われる才能
  • 竹本:凡人、進路に悩む苦労人、良い子
  • 森田:もう一人の天才、お金、天才同士の見る世界
  • 真山:秀才、大人ぶる子供
  • 山田:凡人、ピュア、少女、モデル
  • 理花:闇、雪の女王、傷跡
  • 花本先生:
  • 原田:
  • 野宮:大人真山
  • 美和子:おっさん

 

農家のローマイヤ先輩「俺が面倒見てやる」

 

【7】山田と理花登場

真山にフラれる山田

理花に片想いする真山

デリカシーの無い再婚相手が苦手な竹本

はぐの山田(女性)に対するコンプレックス

山田「生タマゴ半分こしてくれる?」牛丼屋

旅立つ花本先生、四つ葉のクローバーを探すが見つからない

クリスマスのイベント、竹本の寂しさと孤独が埋まっていく→寂しさ

森田とはぐがギクシャク

花見の三代目会、商店街の皆様登場→東京

森田がはぐにキス

寝込むはぐ

 

前世は人間の犬→誤解してる

折れた所でちぎるしかないシソ

七日間しか生きられないセミ

野宮事務所、笑顔でゴリ押す

マリオとルイージ

山田に口出しする権利はない真山

蓼科、諏訪湖蕎麦屋、実在する峠→実在

塔を積み上げる竹本、悩みははぐには分かる

みすずおばさまと女性たち→サンリオ

学園祭で悩める竹本、目的地がない

「居なくてもいいのは僕だったんだ」

倒れる竹本、人に頼れない

 

帰ってくる森田、ギャラは手で持って

バラは確かに美しいが、花を咲かせ続けるのは難しい

日本画編入してくる森田

 

会社を辞めて理花に戻る真山

野宮事務所で働く山田

山田と野宮の逃避行

観覧車に乗る野宮

 

天才同士の対決

 

はぐは田舎に帰ってずっと絵を描いていられればそれでいい

「なんであいつはあんな絵を描いてる?100年経っても生き続けられる絵が描ける奴だ」

「けどそれ以外は何も残らん人生になる」

 

どんだけ描いても何も残らんかもしらん

それでも手を休めることはできん

一生心が休まることがなくなるかもしれん

それを果たして幸せって呼べるんだろうか

 

竹本:ダメだ、今必要なのは「どうしたの?とか話を聞くよ?」とかそんな種類の言葉じゃない、全然届かない。彼女は戦いに入っているのだ

 

からっぽの音だ

 

♯38 竹本自分探しの旅へ

自分探しが分からない森田

 

周囲から期待されるはぐ

花本「自分がどれだけ進めたかを自分で見極めたいんだよ」

 

仙台で宮大工を始める竹本

小学校の先生をやるはぐ

 

山田:先生もさみしくなったりしますか?

花本:ん?さみしいよ

でもただそれだけの話だよ

こう波みたいにガーッときて

かと思ったらすーっとひいて

それがずっとくりかえし続くだけさ

 

空っぽの音は冷蔵庫の音

「自分で本当に気のすむまでやってみたか」どーかしかないんだよ

 

理花と山田の出会い

卑屈になる山田

 

子供らしい無邪気な絵が描けない子

 

「辿り着きたい場所」を持った時

無私の心で描く力を失った

「好きなものを」「楽しんで」という言葉は美しい

でもそのなんと難しいことか……

 

どこへも行けない竹本

宗谷岬で世界と自分は繋がっていることを知る

帰ってきて自分探し3級

「はぐちゃんオレは君が好きだよ」

空っぽだけどあの音はもう聞こえないんだ

 

真山と理花を見る山田

鳥取で告白する野宮

小樽に帰る真山と理花

 

仕事のチャンスを狙う森田、真山

 

※急に終わり始める予感

 

竹本

でっかいものを作るには、それよりでっかい足場が必要

地味で単純で果てしない事

でもただペダルを右左と踏んだだけ

 

はぐ

箱を全部開けたい

人一人の人生には限界がある

一緒に戦ってくれる人がいれば……

 

森田の父の話と回想

ピンチもチャンスに見えていた

を見る同僚根岸

 

どうしてこの世は「持つ者」と「持たざる者」に分かれるのか

どうして「愛される者」と「愛されない者」が在るのか

誰がそれを分けたのか どこが分かれ道だったのか

生まれた時にはもうすべて決まっていたのではないか?

 

進路について話すはぐと竹本

 

こわいの だって

修ちゃんはきっと 全部くれるっていうから

人生とか 血とか 肉までも

 

♯56 終わりの始まりの幕を上げよう

 

事故で右手が壊れるはぐ

 

敵対的買収

復讐劇

 

野宮

「私には何もしてあげられそうにないから」

まんまと彼女はひとりぼっちってわけだ

リハビリ

ストレスで噛む

 

竹本の挫折

森田の帰還

 

ねえ修ちゃん「生きる」って何?

息してご飯食べてあとは何すればいいの?

わからないよ

 

小さい頃一度だけ神様を見た

ああそうか この紙と鉛筆がいつも一緒にいてくれたから

平気だったんだ

この「絵を描く」ということだけが

私を守り生きさせてくれてたんだ

 

「もしも私が描くことを手放す日が来たら」

「その場でこの命をお返しします」

 

もう描くな 描かなくていい

生きててくれればいい 一緒にいられればいい それだけでいい

 

戻らないと手が死んじゃう

それだけはいや

 

描きたいの

これ以外の人生は私にはないの

修ちゃんの人生を私に下さい

 

生きる意味が何にかかってるか

逃げないで一緒にあがこう

光が戻ってくる

 

治す竹本

変えるべき長野はもう無い

東京でリハビリを続けるはぐ

 

――あなたは だぁれ?

 

うまくいかなかった恋に意味はあるのか?

消えて行ってしまうものは無かったものと同じなのかって

 

今ならわかる

意味はある

あったんだよここに

 

君を好きになってよかった

占いとは有能な秘書みたいなものである

 

最近、占いというものが分かってきた。

 

 

昔は占いなんて信じる意味がないと思っていたし、占いを気にする女性のことがよく分からなかった。

しかし最近は、占いの良さというものが何となくわかってきたと思う。

 

それは、おそらく秘書みたいなものだ。

 

若い頃は全ての事柄を自分で決められるし、自分で決めるものだと思っていた。

だが、それはあくまで勢いのある若い頃の話だった。

 

複雑系の始まりのように、方向性すら定まっていない頃は、その後の分岐によって到達する場所が大きく異なる。

そういう時代には、小さな舵取りが重要だ。

 

そこでの方針によって、その後の大きい方向性が変わってくるので、全てを自分で決めたかったし、決めるべきだと思った。

他の誰かのあやふやな指針によって決めてしまうことは、自分の思考放棄につながることと思い、興味本位で動物占いなどを見ることはあっても、それを参考にすることはなかった。

 

しかし今になってみると、もうこれ以上大きい方向性など変わりそうにない気がしている。

 

自分でやりたいこととやれることの概要も分かってきて、それが大きい方針であればあるほど、『自分一人でできることの範囲』が見えてくる。

同時に、『日々やらなければならない雑務』が増え、日常的に細かい判断をする事も多くなってくる。

 

そうすると、大まかな流れだけ決めて、細かい日々の小さなことはあまり悩まずに決めたくなってくる。めんどくさいからだ。

きっとそれは、イノベーションを起こしたCEOたちが、日々の洋服を同じものに固定するのと同じ感じなのだろうと思う。

 

そんな時に『占い』というものが役に立つのだ。

 

相変わらず、大きい方向性は自分の考えで決めてはいるのだが、そんな中で日々どうするか、毎週細かい決めごとをどういう風に判断するかはあまり悩みたくもない。

 

大抵が些細な事で、ちょっとした仕事や人間関係のことなので、正直なんとでもなる話だし、……そもそも有機体の短期的な状態なんて、環境や気圧次第で簡単に移り変わる。

 

なのでそんな時に判断軸となる指針は、一から創造するのではなく、何かしらのテンプレートを使いたいのだ。そんな時には、占いというものは非常に役に立つ。

 

あと問題になるのは、その占いとの相性次第だろうか。

結局占いなんて、相性の良し悪しなんだと思う。

 

その程度の気分で、毎週しいたけ占いを楽しみに見ている。

 

お金持ちがオカルトを馬鹿にしないのも、結構同様の理由がある気がしている。

富豪になるのなんて、運がかなり関係しているからだ。

 

だから一代で成り上がった社長なんて、「自分が何か恨みを買っていないか……?」「誰かの恨みを買わないだろうか……?」と、不安は人一倍だろう。

なので、そういった不安というタスクを丸投げできるような秘書や部下として『オカルト』を利用するのだと思う。

神棚を大切にしたり、寄付などの善行を行ったり、オカルトグッズを身に着けたりしている人も多い気がする。

 

有用な占いは、有能なパーソナル秘書やできる直属の部下と同じようなものだ。

結局何が言いたいかというと、

 

……しいたけ占いはオススメだ、ということだけなのだが。

 

今ならLINEで毎週お知らせしてくれるよ。

 

voguegirl.jp

承認欲求とは引力

承認欲求とは引力なのではないか?

 

そんな仮説が浮かんだ。

 

 

人はなぜ、誰かに認めてもらいたいと思うのだろうか。

単純な心理学の話としてならば分かりやすい。

人は誰かとコミュニケーションしなければ、生きている意味を実感できないという理屈はすぐに納得できるだろう。

 

しかしこれを、物理学としての側面から捉えてみたらどうなるだろうか。

 

承認欲求とは、誰かに認めてもらいたいと考える欲求のことである。

ということは、自分の存在を求めてくれる誰かを探しているということでもある。

それはまるで、あたかも物質同士の相互作用のようではないか?

 

原子や分子がお互いに引きつけ合いながら自己組織化を行なっていくように、人間同士も承認欲求によって群れになっていく。

 

かつては男女間の性別によって恋愛という相互作用において家族という群れが生まれていったが、これからは精神的なミームによって宗教的や信仰的な群れが生まれていくのだろう。

 

とすると、巨大な群れを形成するリーダーとはどのような存在なのだろうか?

 

それはおそらく、より多くの人の承認欲求を満たせる存在であったり、より大きい承認欲求を持っている人物ということだろう。

 

ーーこれはやはり、引力という表現がぴったり合うような気がしている。